セレベス・トラジャ・カロッシ・G1【生豆200g】

インドネシア・スラウェシ島の南部タナ・トラジャ地区ビトゥアン群に位置するランテカルア農園。農園名でもあるランテカルア(Rantekarua)は現地語で「8つの山々」を意味します。オーナー企業であるSulotco社はボロカン(Bolokan)渓谷に選別工を所有しており1200haにも及ぶ広大な敷地のうち600haがコーヒー栽培、400haを別の穀物、200haを保護区となります。ランテカルア農園RANTEKARUA PLANTATION生産量の大半を零細農家が担うスラウェシ島ではコーヒーですがランテカルア農園はその大規模な農園面積、管理の行き届いた精製設備や乾燥工程によりただ高品質なだけでなく、ナチュラルやハニー精製も可能で同時に毎年安定した品質をお届けしています。
精製・乾燥・選別はSulotco社の設備と管理体制がモノを言いますが栽培・育成・収穫は現地の伝統民族トラジャ族の農家によって行われています。1,100,000人に及ぶトラジャ族のうち450,000人のトラジャ族が、タナ・トラジャ(トラジャの大地)に居住しています。トラジャ族と言えば岩壁を採掘する埋葬方式や生涯の最大催事がお葬式など独特の風習と、両側が鋭く反り上がった屋根をもつトコナンTongkonan)と呼ばれる精巧な住居様式で有名です。19世紀中頃にコーヒーが持ち込まれて以降、コーヒーはトラジャ地域にとって最重要作物となりました。インドネシアの中でもスラウェシ島トラジャのコーヒーは、その品質の高さから世界中から高い評価を受けていますが、首都マッカサールからトラジャの産地までは車で未舗装の道路も含め片道10時間以上がかかります。これは単にコーヒーの栽培・育成に最適な土地や気候条件を探し求めて行った結果が、首都から遥か彼方の山奥だったと言うだけです。その標高の高さだけでなく、湿度がも高く、また緑が深い森の中で強く肥沃な土壌が生み出すトラジャのコーヒー。辿り着くだけでも大変ですが、その中でも厳選された品質を是非お楽しみください。
しっかりとしたコクと甘味が広がります。余韻に続くほろ苦さはおいしくてたまりません。店主のお気に入りです。
こちらの商品は焙煎した豆もございます。
セレベス・トラジャ・カロッシ・G1(深煎り):200g
こちらの商品はかんたんドリップパックもございます。
セレベス・トラジャ・カロッシ・G1かんたんドリップバッグ10個入り
カップの上にのせて上からお湯を注ぐだけなのでコーヒー器具をお持ちでない方でも気軽においしくコーヒーを楽しんでいただけます。旅行先や急な来客用にもご利用下さい。※パッケージの色・デザインが変わることもあります※