コーヒーのガラの活用法

いよいよ梅雨の6月。洗濯物も室内に干すし、部屋の中はよけいにジメジメ。。。ジメジメした天気で気分もなんだか曇りがちになっちゃいます。
そんな時にちょこっと試してみては?
毎日飲むコーヒーの出がらし(ガラ)って、どうされてますか?
ドリップ式で淹れたコーヒーは香りもよくて本当においしいですよね。 毎日コーヒーを飲んでいるとどうしても出がらし(抽出かす)がゴミになりますが、捨てずに活用できたらうれしいですよね。 一般的にコーヒーの出がらしは消臭剤として利用法があるってご存知ですか?
【実は活性炭の5倍以上!すぐれた脱臭効果があるんです!】
市販の活性炭との比較実験を行ったところ、アンモニアに関しては活性炭(ヤシガラ活性炭)のなんと5倍以上の効果があることがわかったそうです。(UCC調べ)
アンモニアはもともと水に溶けやすい性質がありますが、コーヒーのガラは一般的に家庭用消臭剤に使われている活性炭とよく似た構造をしており、この多孔質な構造によりコーヒーの抽出かすの表面積が増え、いやな臭いをキャッチし吸収しています。 また、コーヒーの抽出かすは酸性のためアルカリ性であるアンモニアを中和させアンモニアの吸収率を高めています。 さらに、コーヒーをいれた後の水分を含んだままの状態の方がアルカリ性分を吸着、中和しやすいこともわかっており、このことがさらなる脱臭効果につながっていると考えられます。
そのまま捨ててしまえばそれで終わってしまうコーヒーの出しガラもこんなにも色々と再利用できちゃいます!
まずコーヒーのガラを天日干しします。新聞紙に広げたり、バッドの上に広たりしてよく乾かします。濡れたそのままで使用するとカビが生えたりします。
※時間のない時は水分がなくなるまでフライパンで煎ったり電子レンジで軽くチン!でもOK!充分乾燥できたらお茶パックなどの袋に詰め替えます。
お茶パックでも不織布や使い古しのストッキングやガーゼでもOK!
ちょっとオシャレな小袋なんかだともっとステキですネ♪
★トイレの消臭に
コーヒーのガラの優れた消臭効果によってトイレのニオイをぐんぐん吸収します。
特にニオイが気になるトイレなので、小皿に入れたガラは毎日交換しています。
★ゴミ箱の底に
特に生ゴミ用のゴミ箱の底に、乾燥させたコーヒーの出し殻を敷きます。悪臭が軽減します。また、消臭効果もあります。
★魚焼きグリルの中に
ガスレンジの魚焼きグリルを使う場合、受け皿にアルミ箔を敷きその上に乾燥させたコーヒーの出しガラを敷きつめ水を入れます。普通に魚を焼いた後、アルミ箔ごと丸めて出し殻を捨てます。魚の匂いが気にならず受け皿も汚れません。
※私はいつも洗い終わったグリルの中に水を入れずそのままコーヒーのガラを敷き詰めています。これでグリル内は魚臭くなくなりますヨ♪
★靴箱の中に
乾燥させたコーヒーの出し殻をガーゼなどの細かい目の布に包み下駄箱に置いて下さい。消臭作用があります。タンスや引き出しなどにも活用できますよ。
★冷蔵庫の中に
下駄箱と同様、乾燥させた出し殻を布に包み冷蔵庫に入れて下さい。食べ物の匂いを消臭します。
★灰皿の中に
灰皿には湿ったままのコーヒーの出し殻を入れて下さい。煙草の匂いを消臭すると共に、出し殻に含まれる水分で吸い殻の消火にも役立ちます。
ただ捨てるだけではもったいない!
ドリップコーヒーの香りに癒されたあとはコーヒーかすを活用して快適な生活をしてみませんか?