コーヒーについての質問

Q:コーヒー豆の保存方法は?
A:当店では毎日新鮮なお豆さんを焙煎しております。焙煎したての新鮮な豆であっても、お買い上げいただきましたらすぐに「冷凍庫」で保存していただくようお願いしています。コーヒーは焙煎(煎る)することで料理で言うと「火」を加えた状態ですので常温で保存されるとどんどん酸化し、味が変化してきてしまいます。その酸化を防ぐという意味でも冷凍保存をおすすめしています。
Q:コーヒー豆ってどれくらいもつの?
A:当店では冷凍保存をおすすめしております。 冷凍保存をしていただきますと「豆」で約90日。「粉(挽いた)」で約60日 くらいです。
※あくまでも目安です。冷凍庫の状態で多少早くなることがあります※
Q:コーヒーを密閉ビンに入れて保存してていい?
A:密閉ビンでの保存はおやめ下さい。ビンの中にも空気があり、その空気と触れることでどんどん酸化が進みます。 当店の袋はコーヒー専用の袋に入っております。その袋のまま冷凍保存して下さい。
Q:コーヒー一杯にどれくらいのカフェインが入っているの?
A:コーヒーに含まれるカフェインは、煎茶よりも多く、紅茶よりも少ないですヨ。
1杯あたりの カフェイン量 |
100mlあたりの カフェイン量 |
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コーヒー150ml (ドリップ式) |
135mg | 90mg |
エスプレッソ30ml | 140mg | 280mg |
紅茶150ml | 30mg | 20mg |
玉露150ml | 150mg | 120mg |
ほうじ茶150ml | 30mg | 20mg |
緑茶150ml | 30mg | 20mg |
Q:コーヒーって1杯のカロリーはどのくらいなの?
A:コーヒー1杯分のカロリーは2キロカロリー。とってもヘルシーなんですよ。
ブラックコーヒー | 約2キロカロリー |
グラニュー糖6gを加えた場合 | 約20キロカロリー |
ミルク5mlを加えた場合 | 約10キロカロリー |
砂糖・ミルク両方加えた場合 | 約28キロカロリー |
Q:コーヒーメーカーでコーヒーを入れる場合、豆の挽き方はどうすればいいの?
A:コーヒーメーカーは抽出温度が若干高めに設定されているのが多いので苦みの強いコーヒーが出来上がりがちです。ですから「中粗挽き」がおすすめです。でも、最近の高性能なコーヒーメーカーは適温(92℃前後)で抽出するものであれば「中挽き」がおすすめです。
挽き方 | ご使用の器具 |
中粗挽き | ネルドリップ・コーヒーメーカー |
中挽き | ペーパードリップ |
中細挽き | サイフォン |
極細挽き | エスプレッソ |
Q:コーヒー豆の表面に油が浮いてきたのは古いからなの?
A:コーヒー豆は焙煎が深くなるとふくらみが増してきます。そのため、細胞に裂け目ができ、豆に含まれている油脂分(だいたい10%~20%)がにじみ出てくるのです。ですから、深煎りの豆になればなるほど多くの油が浮いてくるのです。これはコーヒー豆に起こる普通の現象なので、古いからということではないのです。ちなみにこの油の浮き具合も私は焙煎時のタイミングを決める重要な目安にしています。
Q:焙煎の度合いによって味は変わるの?
A:酸味の強い豆、苦みに特徴のある豆・・・そんな生豆本来の持ち味をうまく引き出すのが 焙煎なんですがローストの度合によっても味は変化していきます。 浅く煎るとクエン酸などの酸が先に出てきます。そして焙煎が進んで深くなっていくと 酸も増しますが、それより糖質のカラメル化がより進むため、苦みを感じるようになります。 なので、浅煎りでは酸味が、深煎りでは苦みが強調された味わいとなるんですね。
味の好みも飲み方もそれぞれ。
何が正しくて、間違ってるなんてことはないんです。
大事なのは「楽しむコト」ただそれだけでいいと思います。