【完売しました】ラオス・アラビカ・ティピカ限定60㎏

ラオス人民民主共和国、通称“ラオス”は、東南アジアのインドシナ半島に位置し、中国・ミャンマータイ、ベトナム、カンボジアの5カ国に囲まれた内陸国です。1915年にフランスから苗が持ち込まれ、コーヒーの栽培が始まりました。
ラオス南部ボラベン高原は海抜1200m前後の高原地帯で年間雨量も、さらにミネラルを豊富に含む火山性の土壌でコーヒー栽培にはうってつけの土地です。古くからコーヒー栽培が盛んで専業農家も多く、近年では海外企業の進出も増えてきています。
ティピカ種はフランス植民地時代にラオスにコーヒーが持ち込まれたときから伝統的に育てられてきました。優れた香味をもつと言われていますが、収量が少なく、病虫害、とくに「サビ病」に弱いという弱点があります。ラオスでも、品質や栽培方法にこだわらずに生産効率を重視する傾向が強くなり、ティピカ種の樹はほとんどが切りたおされてしまいました。
こちらの生産者組合では栽培から加工まで、すべて農家さん自身で管理されています。栽培技術も勉強しあい、乾燥棚もすべて手作りです。まさに、農家による農家のための小規模生産者組合です。
生産量を増やし、作業の効率化を図ることは重要なことですが、 一方でその土地にあった良い品種、ボラベン高原で昔から育てられてきたティピカ種を守ろうという想いで丁寧に作られたコーヒーをぜひ、ご賞味下さい。
原産国:ラオス人民民主共和国
生産地域:パークセー群 ボラベン高原
品種:ティピカ
標高:1,350m
精製製法:フーリーウォッシュド※
※フーリーウォッシュドとは・・
- 丁寧にハンドピックされた完熟果実のチェリーを、機械にて果肉除去を行ないます。
- 果肉を除去した後、パーチメントコーヒーを発酵槽に約16時間浸けてミューシレージを分解させます。
(この地域は冷涼な気候の為、発酵を促すために水を使用せずに発酵工程を行ないます) - その後、ミューシレージを洗い流し、アフリカンベッドで乾燥させます。
- 周辺には400世帯余りの栽培契約農家があり、彼らへの指導も行い、品質の維持に努めています。