【完売しました】ブラジル一番摘みブルボンクラシコ・ピーベリー限定80㎏
本当に純粋なブルボン種は中々手に入りません。その希少品種のブルボンから更に希少の枝先部分、全体の5%しか採れない小粒な豆(ピーベリー)だけ選別しました。まさに甘味・酸味・パワーで優秀なクラシコ(最高級)です。 ブラジル鑑定士によると数年前より同じ木からピーベリーとフラットビーンズを分けてカッピングすると特長は同じであるものの、ピーベリーの方がパワーで勝るとの結果が多く出ております。 『ピーベリー』はコーヒー豆の品種ではなく枝先にできる丸豆のことです。本来コーヒー豆は1つの実の中にコーヒー豆となる生豆が2粒向き合うように入っており、楕円の形状から平豆(フラットビーン)と呼ばれます。ですが1つのコーヒーの実の中に種子が1つしか入っておらず、丸い形をしたコーヒー豆であるのが特徴です。コーヒーの木1本からわずか5〜20%くらいしか収穫できないとても希少な豆です。 枝先にできるピーベリーは栄養がギュッと凝縮されているのでとてもおいしいく当店でも大変人気のあるお豆さんです。
この品種は数多くの品質コンクールにおいて毎年安定的に上位入賞することから、ブラジルで美味しい珈琲を生産するためには欠かせない品種となりました。ブルボンという品種は100種類以上研究所にあり、中でも生命力が高く、それぞれの産地に適しているものが選ばれ、一般の農園で植えられていきます。
現在ではヘクタール当たりの生産量も多くなり、特別な希少価値は昔ほどありません。但し、味覚の面から優れていることも多く、プレミアム価格が付くことがありますのでスペシャルティマーケットとともに今後も増産の可能性はあります。
由緒正しき王家や貴族には必ず系図が存在しその歴史を現しています。エチオピアで生まれたコーヒーにも系図があり、その祖先をたどっていくとティピカ種とブルボン種にたどり着きます。ブルボン種は大航海時代にブラジルの地に定着し60年代にはブラジルの全土で栽培されるようになりました。その後、度重なる天災とブラジル政府の国策により、より多収穫で病害虫に強いハイブリッド品種に植え替えられていきました。サントスNO2に代表される生産国ブレンド型はやがて品種ごとの収穫を排除させ、100%ブルボンは失われていきました。
その後、輸出の自由化と共にブルボン種を守り続けた数少ない生産者から100%ブルボン種の収穫を復活させました。コーヒーの系図の最上級にあたるブルボン種は他に追随を許さない甘味と香味を持ちます。人類の進化の歴史の様に長い系図は一つの文化が成熟した時に見せる華麗さと繊細さを併せ持つ王家として君臨されるクラシコ(最高級)なコーヒーと言えます。
原産国:ブラジル
農園名:コンゴーニアス農園
生産者:ラーザロ・オリベイラ
生産地:ブラジル・ミナスジェライス州
標高:940m
収穫時期:6月~7月
製法: Semi-Washed(水洗式)
スクリーン:ピーベリー
新豆独特のフレッシュな香りを逃さないよう、アルミのメタルパックで入荷しました。
2022First Cropの刻印がしっかり刻まれています。 枝先にできる小粒な豆なので、コロンコロンとした丸豆でとてもかわいいです。 ※こちらの商品は味のタイプがマイルドな中煎りとビターな深煎りの2種類ございます。限定80㎏の限定販売です。