【完売しました】エルサルバドル・サンタリタ農園・ブルボンナチュラル

1975年には世界第3位のコーヒー生産国でもあったエルサルバドル。1980-90年代の政治的動乱により競争力を失うも、主要輸出品目としてエルサルバドルを支えてきました。2012年にサビ病により多くの被害をうけましたが、農牧省による技術支援や小規模生産者のサポートにより回復してきました。
量より質を重視した栽培方法に転換しながら基盤を強化しています。ブルボン種、パカス種を中心に近年はパカマラ種やSL品種、ゲイシャなど、熱心な生産者によって可能性が広げられています。
サンタ・リタ農園はエル・サルバドル西部ソンソナテ州のサンタアナ火山の裾野に位置しています。この農園は火山灰土壌に加え、シェード・ツリーの落葉が腐葉土を作り出すことから土壌環境は良く、高品質コーヒーを栽培するのに適しており、ここにブルボン・パカス・パカマラと全てブルボン系品種が栽培されています。こちらの農園では、農園でもっとも標高の高いエリアでブルボン種が育てられ、毎年良質なコーヒーを生み出しています。また今や中米全土に広がり世界中で指示を得ているナチュラルプロセスをいち早く取り入れた農園としても名高く、熟度の高いフローラルなナチュラルコーヒーを広げた先駆者的存在でもあります。
シェイドツリーが十分に管理されたコーヒーはゆっくりと成熟し赤紫色になり、ワインフレーバーを伴った甘味を醸し出しています。成熟した赤紫色のチェリーだけを収穫するので高級エチオピア モカを思わせる、特有なアロマとフレーバーを併せ持った甘味の強いのも特徴です。
【生産者情報】
原産国:エルサルバドル
農園名:サンタリタ農園
生産者:ホセ・アントニオ・サラヴェリア
生産地:ソンソナテ県フアユア
標高:1450~1750m
収穫時期:6月~7月
製法: ナチュラル
品種:ブルボン